XUL日記をしてたら,なぜかリンク元が増えた。すごい。
せっかくなので,XULやってる授業の紹介を。
「Development of Opensource Software」という授業名。
The George Washinton University(www.gwu.edu)のComputer Science学科に3年前ぐらいに創設されたコース。「Computer Arcitecure」等の堅い授業と,同等の単位数が貰える正式なコースである。
大規模オープンソースプロジェクト(Mozilla)を通じて,オープンソースの実際を学ぶというもの。
先生は,http://weblogs.mozillazine.org/pinkerton/な方。Caminoとかいうプロジェクトリーダーと,XULも関わっている。凄い人なのかもしれないのだが,Mozillaを知らない私にとっては,ありがたみがよく分からない。
Firefoxの最新版を使ってプログラムを組むというのは,確かに「オープンソースの実際」を学べる気がする…ドキュメントないから,結局ソースを読まざるをえない。よく考えたものだ;)
受講者は年々減少しているらしく,存続は風前の灯とか。残念である。どうも,「C++の知識前提」「プログラミングをする」というのが学生に敬遠される一因な気がしている。私がいる大学のComputer Scienceの学生も「ものづくり軽視」になっているように感じられる。「マネージメントやコンサルやりたい」と言う学生も多い。*1CSの学位は「技術が分かりますよ」という証明のためにとるのだとか。Computer Scienceやってる人まで,ものづくりしたくない,となると,OSSは誰が作るんだろう?

*1:私の知り合いは,台湾人留学生ばかりなので偏ったサンプルかもしれないが