OSSとモチベーション

課題から激しく現実逃避。
http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20051011
より
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しかしオープンソースソフトウェアの開発と言うだけで過度に自己実現のためにコードを書く人が多数だと言うような言説はいかがかと思う。
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確かに,普通の人は,OSSによる自己実現のためだけでは生きていけないと思う。仙人とか,宝くじが当たるなどして生活費の不安が無い人は別として。
私のモチベーションは,「面白いから」というのも,もちろん大きいが,同時に「SELinuxをやることで,給料もらえて生活できている」というのもかなり大きい。生活できなくなれば,続けられないだろう。
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てなことを考えるとOSSの開発で飯を食うためにはコミュニティとの付き合い方の上手な会社を見つけ出してそこに就職するというのが手っ取り早いかなと思ったりするのだが、そんな会社がみあたらなかったら自分で作ってしまえ、と若者をあおる今日この頃である。
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今後日本に帰った後,OSSSELinux関連)で生きていくのは,理解してくれる場所を見つけねばならないなぁ。
堂々とやれる会社はあまりなさそう…*1
SELinux以外をやるというのもあるけど,ここまでやってきたら引き下がれない。起業と言うと, 私や近くの人の間では「借金,倒産,夜逃げ,一家離散」というイメージが先行している。実際どうなんだろ。

OSSとお金,ビジネス,国・大学・企業のOSS関連研究開発の役割,については,考えるべきところが多い。特に,企業(大手SI)のOSS関連研究開発とビジネスの関係が未だに整理できてない。「OSSに投資しても,結局他の人にタダで使われる」ということに対する有効な反論が思いつかない。サポートで生きていくといっても…
生活を考えると,開発のことだけ考えて生きていくのは難しい。

*1:もちろんOSSで,今の所属組織を儲けさせるのが先ですねw>誰とへもなく