semanageコマンド

こいつは、昨日の「レベル2」に相当する。
yum updateしたら、なんかオプションが増えてる。

  • できること:
    • ファイルのラベル付け変更
    • ポートのラベル付け変更
    • ネットワークインターフェースのラベル付け変更
    • ユーザのロール設定,MLS/MCSのラベル設定

いまのところの位置付けは、「ラベル付け変更」のコマンドか。
ちなみに、ポートのラベル付け変更だが、これは、バイナリポリシをいじらないとできない操作である。
将来的に、バイナリポリシ直接いじって、allowのルールも変更できるようになったりして?そっちのほうがLIDSみたいで便利かもしれない。

semanageの例:

実用的ではないが…
# semanage fcontext -a -t file_t /root/install.log
とすると、file_contextsファイルに
/root/install.log system_u:object_r:file_t:s0
の一行が追加される。
しかし、問題があって、yum updateすると、この設定変更は消えるはず。

詳しい使いかたはman semanageしましょう…