Symposium2日目

日本代表選手団は時差ボケで大変そう。けどもう帰国なんだよなぁ。

Daniel Walsh氏を直撃した。パス名ベース vs Labelの話を聞いてみたが、やっぱりパス名ベースなセキュアOSは嫌いなようだ。とはいえ、Simplified PolicyのようにSELinuxの上で動くパス名ベースのツールを排除する気はなくて、必要ならば、取り込む可能性もあるようだ。にしても、彼の威圧感に、なんとなく小宇宙を感じました。単に話し方が恐いだけなような気もするけど。

一番気になったこと:Tresys Razorって何???

Case Studyのセッションにて。
Karlのスライドの中で突如現れた「Tresys Razor」。
これは商用の製品らしい。
とても簡単な資料は、
http://tresys.com/files/brochures/tresys-razor.pdf
に公開された。
これを見て眠気が一気に吹きとんだ。

アプリケーションの振舞いを記述した設定ファイルから、
インストール可能なポリシーのRPMがmagicallyに生成されるというツール。
SELinuxの知識はいりません!とうたっている。
本当かよ!!にわかに信じがたい。
アプリの振舞い設定ファイル、ってのは、
Simplified Policyとにているのか???

で、詳細をTresysの人々(4人ぐらい)に質問してまわっても、
アプリに対する知識さえあれば、ポリシーが簡単に生成されるんだ、
ということだけで、デモも見せてもらえないし、
アプリの振舞い設定ファイルの例も見せてもらえない。
すごーく極秘なものらしい。そういわれるとますます知的好奇心が。。。

で、Tresys Brick wallという製品もあるそうだ。
http://tresys.com/products/index.shtml
これは、Tresys RazorのUIだとか。
うーーーーん。気になる。