allowprocの見直し&仕様変更

  • allowproc はselfとotherのみが使える。
  • allowproc -proc, -kmsg, -systemは廃止。
    • 他のallowfsの要素と比べて特別扱いする理由がないので,かえって紛らわしい。
    • これらの変わりに,allowfs proc, proc_kmsg, proc_kcoreを使う。
  • で,「allowproc」の意味は,「プロセス情報(/proc/のアクセス制御」の意味に。

allowfsさらに見直し

  • allowfs xattrfsを追加。xattrfsは,xattrfs_tタイプがついたファイルシステムのアクセス制御をする。
  • fs_useで,「fs_use_xattr」指定されているファイルシステムを(ラベル付けされない状態で)マウントしたした時,xattrfs_tがつく。
  • つまり,ext3フォーマットしたUSBメモリなどを差し込むと,このタイプでアクセス制御されるはずなので,ext3フォーマットしたUSBメモリの利用制御ができるはず。
  • これに伴い,initial_sid_contextsの「file_t」を「xattrfs_t」に変更。
  • allowadm unlabelでは「unlabeled_t」だけをアクセス制御するように。

一部ファイル名変更

  • converter → seedit-converter
    • converterというプログラム名が他とぶつかりそうだから。
  • test.conf → generated.conf
    • test.confというのはあんまりな名前なので。

converter.confのsupported_fsセクション

に書かれているファイルシステムについては,<ファイルシステム名>_tというタイプを自動生成、宣言するように変更。
types.teに書いておく必要は無い。
将来的にはtypes.teも何か別の設定ファイルに置き換えできるかも?