Simplified Policy仕様書(XML)→PDFドキュメント、converterが利用するマクロ生成 が(とりあえず)完成。

seedit-policyの更新

  • scripts/genmacro.py
    • XML→ドキュメント、マクロ(seedit_macros.te)生成プログラム。
  • Makefileのターゲット追加
    • make macro
      • XML仕様書→unsupported.te(非サポートパーミッションのallow文),seedit_macros.te(converterが使うマクロ)生成
    • make doc

問題は、Simplified Policyの仕様書に間違いがないか。
手作業で書いたので、手が滑ってるかもしれない。見直さねば。

seedit-converterの更新とファイルパーミッションの個数

ファイルパーミッション"t"(setattr)をサポートするように変更。
今のところのファイルパーミッション
r,w,x,sの基本パーミッション
wをさらに分割した詳細パーミッション
a(Append),o(Overwrite),t(seTattr),c(Create),e(Erace)
の9種類。
普通の人は4種類のパーミッションだけで設定。
高いセキュリティが欲しい人は詳細パーミッションも使う。
それぞれのパーミッションSELinuxパーミッションの対応は
http://seedit.sourceforge.net/test/permission_integrate.pdf
参照。
パーミッションを9種類にしたことは、岡山大学様との共同研究によります。
学会(SCIS2006)で岡山大学による発表があります。
http://imailab-www.iis.u-tokyo.ac.jp/scis06/

次やりたいこと

  • 仕様書見直し
  • yum updateしたFC4でのテスト
  • UI関連
    • Simplified policy <--> XML相互変換
    • GUI作りなおし(XML化したポリシをいじるように)
  • ログ→simplified policy変換(XML仕様書を活用)
  • 既存のポリシに追記可能なポリシを出力するconverter
  • 適当なタイミングでリリース
  • 研究関連(simplified policyのセキュリティ見直し)
    • そういえば、dir:searchの扱いをどうするか決めなきゃ…
    • process:setfscreate,security:setsecparamの統合場所を決めてなかった…

最初のふたつはすぐやるにして、残りはどれから手をつけよう(汗