本場の人々の方向性とSELinuxへの貢献

Symposium, Developer Summitを通じて思ったこと。
「厳密で完璧なポリシーを書く」方向(Tresys,Redhat中心)と、
「LSPPでEAL4取る」方向(TCS,IBM,HP中心)の二方向に本場の人々の開発は集約されている。
そして、ある意味閉鎖的に感じる。
なぜそう感じるのか?
彼らは常に裏で連絡を取り合っているようだ。やっぱり、「仕事として」やってるからかな。成果はメーリングリストに流れてくるが、背景が分からないので、よそ者が理解するのは大変である。

ちなみに、日本の開発者(約2名?)は、上のふたつの方向とずれているので、「アウトロー」という感じ。
とはいえ、本場の人と同じことをやっても、貢献は難しいと思う。
本場の人々は、仕事でフルタイムで活動しているし、連絡も密に取り合っている。コンフリクトの可能性が高いし、コンフリクトした場合の勝ち目は薄い。
海外さんが言っていたことだが、
部外者は、ニッチな分野で頑張って貢献するしかないのだろう。

やっぱり、OSSの世界、使ってばかりじゃ、
開発者の人々に申し訳ないし、アンフェアだと思う。
日本からもっとフィードバックがあるようにもしなきゃな。
私も、貢献度を上げたい。頑張ろう。