BusyBoxのSELinuxサポートパッチがマージ

sebusyboxプロジェクトの成果がBusyBoxsubversionツリーにマージされた!
cp,mv,install,mkdir,mkfifo,mknod,ls,stat
SELinuxサポートのパッチ(by Yuichi Nakamura and Yoshinori Sato)がマージされた。
#まだ細かい修正を送ってくれと言われているが
2/7に初版を提出して、3/11にマージか。パッチも7版まで出した。長かった。。。
パッチを8つに分割して送ったのは、向こうもレビューしにくかったようだ。
小さな独立したパッチをちょっとずつ送るほうがよさそう。今後は1アプレットずつか。

レビューでは、しきたりがいろいろあって、いっぱい突っ込まれる。
レビューの中で知り得たしきたりは↓にまとめてある
http://www.kaigai.gr.jp/index.php?busybox_upstream

coreutilsで、残るはアプレット(runcon,chcon)か。KaiGaiさん頑張ってください(^^;
私も、policycoreutilsに進まねば。。。

今後の方針?

私担当分アプレットは、互換性のために、
NSAのサイトにあるやつを
微修正しただけでやってきたのだが、
BusyBoxの存在意義が「小さなものを提供する」ことにあることを考えると、
もっと思い切ってそぎ落とすか、小さなものを自分で作るほうがいいのかもしれない。
実際、他のアプレット見てても、必ずしもupstreamのものを全部実装しているわけではないようだ。

例えばNSA版setfiles, restoreconは豪華なオプションを多数取り揃えているが、
あまり使わないオプションはダイエットしたほうがよさそう。
つまり、最小限のオプションのみ実装し、その後必要と言われたら加えていく方向で。